どうも、へびぱん(@hebipan)です。
ウイスキー売り場にほぼ必ずといっていいほど置いてあるカナディアンクラブについてまとめてみました。
実際に購入してテイスティングした感想を交えつつ紹介します。
カナディアンクラブとは
カナディアンクラブは世界5大ウイスキーの中の、カナディアンウイスキーに分類されます。
そしてカナディアンウイスキーといえば、ほぼカナディアンクラブのことです。
クラウンローヤルというカナディアンウイスキーも見かけますが、それ以外はほとんど店頭で見かけることはありません。
カナディアンクラブの歴史
創業者のハイラム・ウォーカーはアメリカで生まれ、穀物商として成功したのちにカナダにウイスキーの蒸留所を建てます。
アメリカで禁酒法が施行された際に、カナディアンクラブがアメリカの市場でたくさん消費されます。
世界的にも150カ国以上で愛されていて、創業160年以上の老舗ウイスキーです。
カナディアンクラブの製法
スコッチなどの原料は大麦ですが、カナディアンクラブの主な原料はとうもろこしです。
- ベースウイスキー(とうもろこし)
- フレーバリングウイスキー(ライ麦、大麦など)
上記の2種類のウイスキーを別々に作り、ブレンドしてから樽詰めします。
スコッチなどは樽詰め後にブレンドすることが一般的です。
製品ラインナップ
3種類のカナディアンクラブを飲み比べ
- カナディアンクラブ
- カナディアンクラブクラシック12年
- カナディアンクラブブラックラベル
上記の3種類を飲み比べました。
クラシック12年とブラックラベルは赤りんごを感じることができます。
ハイボールで飲むならクラシック12年で、ストレートで飲むならブラックラベルがおすすめです。
クラシック12年はストレートだと少しアタックが強く感じるけど、ハイボールだと赤りんごの主張がきちんとあるハイボールになります。
逆にブラックラベルでハイボールにするとあんまり赤りんごを感じなくなってしまうので、ストレートで飲みやすいです。
通常のカナディアンクラブNA(ノンエイジ)は赤りんごの要素はなく、ほんのり甘くて飲みやすいウイスキーです。
ハイボールでいただくのがおすすめです。
安くてすっきりさっぱりとしているので、ウイスキー初心者に適しています。
【カナディアンクラブ】
カナディアンクラブ入門として一番お値打ちなウイスキーです。
フルボトル700mlが¥1000前後で買えます。
年数表記はありません。
ウイスキー入門としても最適です。
ほんのり甘めの香りがして、ハイボールにすればさっぱりとした飲みやすいものになります。
特徴が強いものではないので、ストレートでも美味しくいただけます。
あまり特徴がないので面白さには欠けるかもしれません。
【カナディアンクラブクラシック12年】
私がカナディアンクラブの中で一番お気に入りのカナディアンクラブクラシック12年です。
ここで紹介する3種類の中で赤いりんごの香味が一番します。
特にハイボールにしたときのバランスが最高で、赤りんごハイボールと呼んでしまいました。
フルボトル700mlで¥2,000くらいです。
【カナディアンクラブブラックラベル】
ボディが軽めな上品なブラックラベルは、ストレートで飲むのがおすすめです。
赤りんごの香味を味わってみてください。
フルボトルで¥4,000くらいと少し高くなってきます。
【カナディアンクラブ20年】
フルボトルで¥14,000くらいとかなりお値段するのでまだ飲んだことがないです。
【カナディアンクラブ】まとめ
ちょっと試してみたいなら一番安いカナディアンクラブがおすすめです。
赤りんごハイボールを楽しみたいなら、クラシック12年がおすすめです。
まだ飲んだことない熟成の長いカナディアンクラブもテイスティングしてみたいと思います。
どうも、へびぱん(@hebipan)でした。